サコスゲ

カヤツリグサ科 スゲ属
Carex sakonis


海岸の砂地や岩場、又は海岸に近い低山地に生える多年草。束生して大きな株を作るが匍ふく枝は出さない。
有花茎は高さ70cm、三角柱形、上部はややざらつく。葉は多数、線形、長さ70〜90cm、幅3.5〜7mm、 深緑色で硬く、辺縁は中部以上にざらつく。基部の鞘は暗褐色でのち繊維状に分解する。
花序は円錐花序で長さ30〜40cm。頂小穂は雄性、側小穂は雄雌性、上部から1/3〜3/4は雄花、雌花は10〜15列。 雄鱗片暗褐色〜褐色、芒は2〜3mm。雌鱗片は褐色〜濃栗色で芒は3〜4mm。
果胞は鱗片より長く、楕円形、 長さ3.5〜4.5mm、稜間に10〜13脈があり、無毛。口部は深く2又して外曲する。
痩果は倒卵形、長さ2.2〜2.5mm。 花柱基部は湾曲し、柱頭は3岐する。
分布は奄美大島、徳之島、伊平屋島、沖縄島。開花は12月〜1月。

沖縄島 2016.1.28

伊平屋島 2014.12.30

伊平屋島 (左)2014.12.30  (右)沖縄島 2016.1.28

(左)頂小穂は雄花で開花中) (側小穂は雄雌性で上部が雄花、下部が雌花で開花中。柱頭は3岐する。
(左)沖縄島 2016.1.28  (右)伊平屋島 2014.12.30

(左)痩果の花柱基部は湾曲する事が多い。(右)果胞は鱗片より長い。
沖縄島 2016.1.28

果胞の長さ4〜5mm、口部は深く2又になる。痩果は長さ2.5〜3mm。(右)基部の鞘は暗褐色。
伊平屋島 2014.2.8



 
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