山地の林縁、路傍、草地に生える1年生草本。全株粉状の微毛がある。茎は上部で分岐し高さ80〜180cm。 根生葉は長楕円形長さ14〜20cm、幅5〜7cm、先は鈍く尖り、葉の頭部が大きく羽状に裂け、裂片は開出又は多少反曲し、歯牙縁、両面とも有毛。 上部の葉は次第に小さくなる。 頭花は多数で散房状又は円錐状、花柄は長さ10〜25cmで、腺質柔毛を布く。 総包は長さ7mm、幅12mm、総包片は4列、外片は短く鋭頭、背面はやや有毛、内片は狭腺形でやや膜質で中肋に1本の緑線がある。 雄花の花冠は長さ4mm位で先端に微毛がある。 分布はトカラ列島以南〜沖縄各島。開花は2〜5月。 |