リュウキュウシャジン(琉球沙参)

キキョウ科 ツリガネニンジン属
Adenophora triphylla

日当たりの良い低地、山地の草地、原野に生える多年生草本。全株無毛で、根茎は白色。葉は通常4個輪生だが、3個輪生または対生、互生し、 長楕円形〜卵状長楕円形、長さ4〜8cm、幅5〜4cm、鋭頭、基部はくさび形で鋸歯縁。根生葉は長い柄があり、円形。 茎頂に円錐花序を作り白〜淡青紫色の花を多数つける。萼片は糸状線形、花冠は鐘形で長さ8〜18mm、花柱は長さ3〜10mmで抽出する。 分布は九州〜沖縄。開花は7〜9月。
サイヨウシャジンで掲載していましたが、リュウキュウシャジンに変更しました。
リュウキュウシャジン(シマシャジン) は全国に広く分布するツリガネニンジン(サイヨウシャジン)の南西諸島型で 花冠が鐘形で花柱があまり突き出ないタイプの様です。又、九州の福江島には同名のシマシャジンで別の種(同名異種) があるそうで、まぎらわしく、気を付けないといけない。長崎にはナガサキシャジンというのがあり、たいがい花冠がくびれて雌しべが突き出しているそうです。
名護市 (左)2006.10.15 (右)2015.9.12



名護市 2006.10.15

名護市 2006.10.15

久米島 2009.3.20


白花がありました。
名護市 2004.10.23

葉は通常4個輪生だが、3個輪生または対生、互生する。色々なタイプがあります。
名護市 2015.9.18

名護市 2015.10.9



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