サガリバナ(別名:サワフジ)

サガリバナ科 サガリバナ属
Barringtonia racemosa  

海岸か川岸の低湿地に生育する常緑高木で高さ5〜10m。樹皮は灰白色、葉は枝端に束生しやや無柄で倒卵状長楕円形、 長さ10〜30cm、先は鋭く尖り、波状〜鈍鋸歯縁。頂生又は葉腋から出る総状花序は下垂し、長さは20〜60cm、 花は白色〜淡紅色、萼は初め閉じているが後に不規則に2〜3裂し、花弁は長さ2〜2.5cm、雄しべは長く長さ3〜4cm。 果実は円形〜長楕円形、長さ5〜6cm、多少4角形、緑色〜帯紫色。
分布は奄美以南。開花は6〜8月。


一晩だけの幻想的な芳香のある花で、翌朝には落下してしまいます。藤の花の様に垂れ下がって咲くので別名サワフジとも言う。
写真は裏内川のボートからみた川岸の様子。午前中の撮影で、花は落下しているが川面に浮かんだ花もありとても風情があった。
西表島(裏内川) 2011.7.24

西表島 2014.7.26

西表島 2014.7.26

西表島 2014.7.26

西表島 2014.7.26

 
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