リュウキュウタラノキ
(ウラジロメダラ)

ウコギ科 タラノキ属
Aralia  ryukyuensis

山地や林縁に生える3〜5mの落葉低木。茎は疎らに分岐し、刺がないか、疎らにある。刺は短く、下部が平たくて太く、 長さ2〜5mm。若枝は始めのうち短毛が散生する。
葉は2〜3回羽状複葉、長さ50〜100cm、小葉は卵形〜狭卵形、長さ6〜12cm、先は鋭く尖り、縁には低い鋸歯があり、裏面は灰白色で無毛〜多少有毛。
頂生する花は大きな円錐状傘形花序で長さ30〜50cm、2〜3回分岐して花序柄の先に多数の花をつける。花弁は白色で長さ約4〜5mm。 果実は平たい球形、5回形。新芽は山菜として食べられる。
分布は九州西部〜沖縄。開花は7〜8月。(以前タラノキとしていましたが、葉の様子など観察して修正しました。)

国頭村 2013.8.20

国頭村 2013.8.20

柱頭は5個。
国頭村 2013.8.20

国頭村 2016.9.17

国頭村(左・中)2019.8.12 (右)2019.8.12
国頭村 2019.8.12

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