山地で高さ10mに達する常緑の亜高木。樹皮は帯黒褐色、1年枝には絹毛があります。
葉は互生し、厚く革質で倒卵形〜長楕円形、縁は全縁で幾分内曲する。 方言名はヤエヤマコクタン、クルチ。台湾、南中国〜インド、スリランカ、マレーシア、ミクロネシア等が原産・分布地で 沖縄の自然条件に適し、あちこちの山で自生している。沖縄の市町村が、市木や町木、村木として13の市町村で指定しており、 まっすぐ伸びた幹の芯材は、漆色で光沢があるので、床柱や家具、三線の竿として使われる。 |
果実(左)、雄花(中)、雌花(右) |