ルゾンハマクサギ

シソ科(←クマツヅラ科) ハマクサギ属
Premna nauseosa

海岸の林に見られる常緑の小高木。高さは7〜8m。小枝は扁平で多少圧毛を有する。
葉は対生で楕円形〜卵状長楕円形、長さ6〜13cm、幅3〜8cm、先は短く鋭頭、上面は無毛で光沢があり、下面は無毛か脈状だけ有毛、 膜質で乾けば暗褐色となり、葉をもめば悪臭がある。
集散花序は頂生し、径4〜6cmのやや平たい散房状。花冠は淡緑色、鐘状で基部は狭くなり、長さ約3mm。核果は径4〜5mm、暗紫色に熟する。 分布は石垣島、西表島。開花は5〜8月。


石垣島 (左)2015.7.30 (右)2014.7.24

同じ日に花と未熟の果実が見られました。花期は7〜8月とやや長と思われます。
石垣島 2015.7.30

(右)葉の下面は無毛又は脈上だけ有毛、側脈は4〜5対で両面ともに凸出している。
石垣島 (左)2015.7.30 (右)2014.7.24

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