ラハオシダ(羅浮羊歯)

チャセンシダ科 ホウビシダ属
 Hymenasplenium excisum



山地樹林下の湿った地上で見られる常緑性のシダ。葉柄は長さ20cm程度。暗褐色から殆ど黒色、光沢があり、基部に 麟片をつける。葉身は短羽状、長さ30〜40cm。上部は次第に小さくなり頂羽片は発達しない。 台湾のラハオで発見された為この名前が付いた。
分布は奄美大島以南の琉球と小笠原。中国、台湾、南アジア等。
(左)大宜味村 2012.4.14   (右)石垣島 2013.12.19

国頭村 2013.12.19

国頭村 2013.2.6

大きな側羽片には短柄があり、やや鎌状、鋭尖頭、基部は前側で広いくさび型から
ほぼ切型で後ろ側は1/3以上が欠落し、辺縁には鋸歯がある。胞子嚢群は線形。
国頭村 2012.4.14

国頭村 2018.10.27

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