リュウキュウウマノスズクサ(琉球馬の鈴草)

ウマノスズクサ科
aristolochia liukkiuensis

日当たりのよい低地や山地の林縁や山裾でみられる蔓性の多年性謄本。若い枝は灰白毛を密布する。
葉は〜15cmで卵状心形〜広卵状心形。先は鈍く尖るか円頭。葉の裏面は毛が多く、細脈は著しく隆起する。
花は葉腋に単生、まれに2花、帯黄緑色の長い花を咲かせる。下部の子房は根棒状で灰褐色の長柔毛密布し、長さは1cm。花筒はU字形に曲がり、長さ2cmで先にラッパ状に花弁を広げ、全体紫褐色か紫褐色の縦縞がある。
奄美大島以南の琉球列島に自生する固有種。開花は12〜3月。

国頭村2007.3.25

花の模様がかなりユニークです。中まで模様があるのと、黄色い色だけのがあった。室果は長さ6cm。表面は有毛。
国頭村2007.3.25(左)  うるま市 2013.2.10(右)
国頭村2007.3.25

嘉手納町 2015.8.6

国頭村 2023.2.26

トップへ戻る

inserted by FC2 system