海岸近くの樹林下に生える多年生草寄生植物。草丈は8〜15cm程度でクロヨナや オオバギ、リュウキュウガキなどの根茎に寄生する。
地下茎は塊状で不斉に分裂し、花茎はこの地下茎の頂端から複数個出し、肥厚して疎らに麟片に覆われる。 花は雌雄同株、花穂は紅黄色で 球形〜楕円形、卵形、微小な雌花を無数に穂面に密布し、小棍体の間に埋もれているので、外側からは見えない。。雄花は花穂の下縁に着き、 柄が長く伸び、数個の繊細な苞があり、花被は4裂して楕円形の花被片となり、やがて外側に反り返る。 分布は沖縄本島、石垣島、西表島、与那国島。開花は12〜1月。 |