リュウキュウツチトリモチ(琉球土鳥黐)

ツチトリモチ科 ツチトリモチ属
Balanophora kuroiwai

  海岸近くの樹林下に生える多年生草寄生植物。草丈は8〜15cm程度でクロヨナや オオバギ、リュウキュウガキなどの根茎に寄生する。 地下茎は塊状で不斉に分裂し、花茎はこの地下茎の頂端から複数個出し、肥厚して疎らに麟片に覆われる。
花は雌雄同株、花穂は紅黄色で 球形〜楕円形、卵形、微小な雌花を無数に穂面に密布し、小棍体の間に埋もれているので、外側からは見えない。。雄花は花穂の下縁に着き、 柄が長く伸び、数個の繊細な苞があり、花被は4裂して楕円形の花被片となり、やがて外側に反り返る。
分布は沖縄本島、石垣島、西表島、与那国島。開花は12〜1月。

沖縄島 ブログ 2006.12.23

沖縄島 2006.12.23








沖縄島 この日のブログ 2007.12.22
 

以前とは別な場所で。クロヨナの樹の下に寄生していました。ここのは色が紅い。
沖縄島 2012.12.17

沖縄島 2012.12.23

与那国島 2013.12.17

石垣島 2014.1.5

石垣島でみたもので、これは素心花の様です。貴重なタイプを見る事が出来ました。
石垣島 2014.1.5

石垣島 2014.1.5

沖縄島で似た環境の別な自生地
沖縄島 2020.1.31

沖縄島 2020.1.31

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