低地や山地の林縁に生える常緑半蔓性の低木で高さは1〜3m。小枝は密に鱗片に覆われ銀色を帯びる。 葉柄も同様の銀白色で長さ1〜1.2cm。葉は互生、楕円形〜長楕円形で先はやや尖る〜尾状になり尖る。長さは5〜13cm、全縁、表面は光沢のある緑色、 葉の裏面は銀白色で赤みを帯びず、中肋、葉脈がやや隆起する。 花は葉腋に総状につき5〜6花。ツルグミやオオバグミの花に比べると萼筒は基部が太く、萼裂片は開出しています。花冠は淡い黄緑色、花柄が短く 1〜2mm、萼筒部は裂片まで入れて8〜9mm。 果実は広楕円形、長さ16〜28mm、幅17mm。分布は奄美〜沖縄。開花は12〜1月。 (琉球植物誌のタイワンアキグミElaeagnus thunbergii と形態が同じで同一種かも知れません) |