リュウキュウタチスゲ(琉球立菅)

カヤツリグサ科 スゲ属
Carex maculata Boott var. tetsuoi T. Koyama

山地の林内の登山道や脇道等、やや湿った場所に生える多年草。根は匍ふくせず密に叢生している。
有花茎は高さ20〜50cmで葉よりも短い。葉は長さ30〜50cm、幅4〜5mm、深緑色。基部の鞘は淡褐色。
包は花序より長く、長い鞘がある。頂小穂は雄性で線柱形、長さ1〜2cm、側小穂は雌性で柱形、長さ1.5〜2cm、 雌花は10〜20列。雄鱗片は淡褐色、円頭。雌鱗片は帯褐色、円頭。果胞は雌鱗片より長く卵形、長さ2.5〜3mm。 痩果は倒卵形、長さ1.5mm。柱頭は3岐する。
基本種のタチスゲに比べると全面に乳頭状突起が見られず、果胞が扁平。
分布は沖縄本島。開花は3〜4月。

国頭村 2014.4.5

(左)雌性花序、3個の柱頭が見られる。(右)左が雄性の小穂、黄色い葯が見られ、右は雌性。
国頭村 2014.4.5

(左)匍ふく根はなく束生する。葉鞘の基部は淡褐色。
国頭村 2014.4.5

(左)痩果の先端はややねじれている。(右)果胞は緩く痩果を包み、稜間に6〜8脈ある。
国頭村 2014.4.5

痩果が熟した頃に出かけてみた。
国頭村 2016.5.24

(左上)タチスゲには果胞の周りは乳頭状突起を密布するがリュウキュウタチスゲには
見られない。 又、果胞の口部は凹み、タチスゲは切型。(右上)雌鱗片は果胞より短い。
(左下)果胞は扁平(裏返しした所)。(右下)痩果は倒卵形で3個の稜がみられる。
国頭村 2016.5.24


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