山地の樹林下、林縁等に生える常緑の亜低木で分岐は少なく、高さ30〜60cm。茎は有稜で有毛。 葉は3出葉、頂小葉は長楕円形〜卵状長楕円形、長さ5〜10cm、幅1.5〜3cm、側小葉はやや小形、葉の裏面の脈は有毛。 円錐花序は頂生し、疎らに花をつける。花は淡白色、長さ5mm程度、萼は長さ1.5mm。 莢果は多少湾曲し3〜4節、長さ2〜3cm、小節果は長さ6〜8mm、扁平で表面にかぎ毛があり衣服にくっつく。 分布は九州大隅、薩摩半島以南〜沖縄。 開花は9〜12月。 |
花の数はトキワヤブハギに比べて少なめ。花色は淡い紅色。 (左右共)名護市 2011.10.9 |