リュウキュウヌスビトハギ(琉球盗人萩)

マメ科 ヌスビトハギ属
Desmodium laterale


山地の樹林下、林縁等に生える常緑の亜低木で分岐は少なく、高さ30〜60cm。茎は有稜で有毛。
葉は3出葉、頂小葉は長楕円形〜卵状長楕円形、長さ5〜10cm、幅1.5〜3cm、側小葉はやや小形、葉の裏面の脈は有毛。
円錐花序は頂生し、疎らに花をつける。花は淡白色、長さ5mm程度、萼は長さ1.5mm。
莢果は多少湾曲し3〜4節、長さ2〜3cm、小節果は長さ6〜8mm、扁平で表面にかぎ毛があり衣服にくっつく。
分布は九州大隅、薩摩半島以南〜沖縄。 開花は9〜12月。

名護市 2017.10.30

名護市 2017.10.30

名護市 2011.10.1

莢果は長さ2〜3cm、3〜4個の半卵形状の小節果を持つ。(よく似るトキワヤブハギの莢果は長さ2.5〜4.5cm、小節果は、2〜3節、底辺の広い三角形)
名護市 (左)2011.10.9 (右)2017.10.30

葉裏は網目状の細かい葉脈があり、有毛。触れるとざらざらした感じがする。名護市 2011.10.9


花の数はトキワヤブハギに比べて少なめ。花色は淡い紅色。
(左右共)名護市 2011.10.9



名護市 2017.10.30

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