リュウキュウナガエサカキ(琉球長柄榊)

サカキ科 ナガエサカキ属
Adinandra ryukyuensis

山地で見られる高さは3〜5m位の常緑の亜高木。1年枝は灰褐色の伏毛を密布する。
葉は互生、厚く長楕円状披針形で長さ5〜11cm、鋭尖頭、上面は無毛、下面は長い絹毛やや密に布く。
白い花は葉腋に単生、長い柄があり、がく片には絹毛がある。液果は球状、黒熟する。
分布は沖縄島(固有種) 開花は6〜7月。

国頭村 2012.7.14

白色の花は小さくてうつむきに咲くので写しにくい。花柄が長いのでこの名前が付いた。
2012.7.14

花はツバキ科の花に似るが最近ツバキ科からモッコク科に変わっている。(新しい分類APGVではサカキ科)


萼片は毛があり先が尖る。八重山諸島に自生するケナガサカキとは萼片の形が違うようです。
国頭村 2012.6.30

花柄が長い。  
(左)国頭村2012.6.30 (右)大宜見村 2013.8.3
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