リュウキュウキンモウワラビ(琉球金毛蕨)

オシダ科 キンモウワラビ属
Hypodematium fordii (Baker) Ching

石灰岩の岩隙に生える夏緑生のシダ。
根茎は太くて短く横伏し、麟片を密布する。鱗片は淡褐色、膜質で3角状披針形、長さ3mm程度。
葉柄は細長く針金状で葉身とほぼ同長で無毛。葉身は5角形状卵形で10〜20cm、4〜3回羽状深裂、最下羽片が一番大きく、 上面は無毛、下面には短腺毛を散生し、普通の毛はない。 ソーラスは小羽片又は裂片に数対づつつき、胞膜は楕円状馬蹄形、鈎形等で辺縁に微毛を散生する。分布は沖縄県。

沖縄島北部 2011.5.26

沖縄島北部 2011.5.26

下面には短腺毛を散生し、普通の毛はない。胞膜は楕円状馬蹄形、鈎形等で辺縁に微毛を散生する。
沖縄島北部 2011.9.24

沖縄島北部 2015.11.3

沖縄島北部 2015.11.3

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