リュウキュウカイロラン(琉球かいろ蘭)
(アカバシュスラン、タネガシマカイロラン)

ラン科 カイロラン属
Cheirostylis liukiuensis


山地の樹林下に生える高さ10〜15cmの常緑多年草。根茎は横伏し、地上に出る節部は膨れて根は殆どない。
茎は紅色で無毛。葉は3〜5枚の卵形〜狭卵形で赤紫色、長さ7〜20mm、幅5〜12mm、葉柄の下部は茎を抱く。葉より上部の茎には白色毛があり、鱗片葉を疎らにつける。
総状花序を茎頂にをつけ数個の小さな花をつける。苞は披針形、花は横向きに付き、淡紅色、 萼片は淡赤褐色で筒状となり、花弁は披針形。唇弁は白色で両サイドにYの字型に開き、基部に淡緑色の斑点がある。
分布は九州南部、種子島、屋久島、琉球、台湾。開花は2〜5月。

国頭村 2008.3.1

(左)国頭村 2011.3.26 (右)国頭村 2013.2.13

(左)1月の若い葉に網目状の葉脈が見える。(中)果実  (右)果実期でも葉は枯れない。
国頭村 (左)2013.1.13  (中・右)2012.3.25

苞は披針形、花は横向きに付き、淡紅色、萼片は淡赤褐色で筒状となり、
花弁は披針形。唇弁は白色で両サイドにYの字型に開き、基部に淡緑色の斑点がある。

(左右)国頭村 2019.3.6


国頭村 2024.2.25

国頭村 2024.2.29

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