リュウキュウヒモラン

ヒカゲノカズラ科 ヒカゲノカズラ属
Lycopodium sieboldii var. christensenianum Tagawa


山地の樹の幹上、岩等に着生し下垂する常緑のシダ。
茎は細く紐状で束生し基部で3〜4回分岐し長さは20〜50cm。
葉は麟片状で密生し茎に圧着し、下部の2/3は茎と合着し、鋭頭で背面は突出。胞子嚢穂は頂生し、ひも状で、長さ5〜15mm。

※リュウキュウヒモランは茎の基部近くの葉が針状で開出するタイプでヒモランの変種として取り扱われていたが、本州でも生育例があり、 単一株の中でもヒモランとリュウキュウヒモランの特徴が出る事もあるという事で、「日本産シダ植物標準図鑑」(平凡社)では区別はされていない。


国頭村 2010.8.14

国頭村 2013.1.16


国頭村 2013.1.16

2010.8.14

2005.2月

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