リュウキュウハリギリ(琉球針桐)
(ミヤコダラ)

ウコギ科 ハリギリ属
Kalopanax pictus (Thunb.) Nakai var.lutchuensis

高さは10〜20m、直径30〜100cmの落葉高木。樹皮は濃褐色で深裂し、多少赤みがある。
若い枝はあらく分岐し、刺がある。 葉は長い柄があり、掌状5〜7〜9裂、初め多毛だが後で無毛、秋に黄色になり落葉する。基本種のハリギリには毛が多い 茎頂に腹傘状花序を作り、各傘状花序に白色の小型の花を多数咲かせる。先に雄花が雄花期の後、雌花期になる。 果実は球形。青黒色に熟する。分布は沖縄。開花は7月。

国頭村 2013.8.11

樹皮は濃褐色で深裂。若い枝には棘がある。
(左)国頭村 2013.8.11  (右)本部町 2013.9.18

熟した果実は青黒色になる。
本部町 2013.9.18

葉は普通7裂し、表は無毛。裏は始め褐色の軟毛があるが後にほぼ無毛。
本部町 2013.9.18

名護市 2017.7.11

名護市 (左)2020.7.1 (中・右)2020.7.9

名護市 2020.8.12

雄蕊や花弁が落ち、雄花期の後、雌花期になる。
名護市 2021.7.8

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