リュウキュウバライチゴ (琉球薔薇苺)
(オキナワバライチゴ)

バラ科 キイチゴ属
Rubus rosaefolius 

低地や山地の日当たりの良い所に生える落葉小低木。
茎は直立し高さ30〜80cm、腺毛が有るか又はない。刺は基部が扁平で曲がる。
葉は互生、奇数羽状複葉。小葉は1〜4対、広披針状卵形で表面は無毛、縁は鋭い重鋸歯がある。
花は頂生する散房花序に1〜3個つけ、苞は披針形、鋭尖頭、縁に軟毛と腺毛が生え、長さ5〜7mm。花冠は白色、楕円状円形で花の径は3〜4cm。 果実は集合果で1cm程度の球形、赤熟する。
分布は静岡、高知、九州南部〜沖縄。開花は12〜4月。
 
名護市 2012.3.19


名護市 2012.3.19

葉の表面は無毛。よく似るオオバライチゴは 茎に腺毛と軟毛が生え、若い葉の表面の中肋と裏面の脈上に圧着毛がある。
石垣島 2012.3.19

石垣島 2012.3.19

石垣島 2012.3.19

北中城村 2014.11.14

名護市 2021.3.1

名護市 2021.3.5

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