オオトキワシダ

チャセンシダ科 チャセンシダ属
Asplenium laserpitiifolium


山林のやや湿った岩や樹上、又は石灰岩の岩の間で見かけられる常緑性のシダ。根茎は短く斜めに這い黒褐色で 長さ1,5cmの披針形の鱗片を密布する。葉は束生し、葉柄は円柱形で長さ15〜40cm、濃いわら色か光沢のある暗紫色、 上面に溝がある。葉身は楕円形から三角状長楕円形。3〜4回羽状複性、長さ40〜120cm、中軸にも上面に溝がある。 ソーラスは線状長楕円形で細脈に沿ってつき、同形の包膜がある。分布は小笠原と沖縄本島、石垣島、西表島、魚釣島、大東島。

2012.9.5

伊江島 2012.9.5

胞子嚢群は線形で中肋付近に付く。
伊江島 2012.9.23

伊江島 2012.9.23

西表島 2015.8.1




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