オオサクラタデ(大桜蓼)

タデ科 イヌタデ属
Persicaria glabra

水辺や湿地に生える1年草。全体は無毛。太めの茎は斜上した後直立し、しばし枝を分け、高さ1〜1.5m位になる。
葉には柄があり、披針形、長さ8〜5cm、幅1.7〜5cm、先は鋭く尖り、基部はくさび形、両面に細かい腺点がある。
花序は茎頂、分岐した茎頂の先につき、直立し、長さ2.5〜11cm、密に花をつける。萼は淡紅色で5裂し、裂片は 卵形で長さ2.5〜3.8cm、雄蕊は5〜6個。痩果はレンズ形で長さ2〜3mm、黒褐色で光沢がある。
分布は奄美大島以南の琉球列島(大東島を含む)台湾、中国南部から世界の熱帯及び亜熱帯地域。

北大東島 2010.12.11

全株無毛
北大東島 2010.12.11
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