オオキバナムカシヨモギ(大黄花昔蓬)

キク科 ツルハグマ属
Blumea conspicua

高さが2〜3mにもなる大型の多年草。大きくなると茎の下のほうは木質状となり、上方の枝は分岐多斜上する。 根生葉は倒卵状長楕円形だが、花の時期には無くなる。茎葉は根生葉と同じで辺縁には鋭い鋸歯があり、両面とも初めは 多少毛があるが、後には無毛となり、上方に行くに従って小さくなる。
頭花は多数で円錐花序をなし、長さ5〜8cm、幅4〜5mm、 花梗(柄)は1〜3cm、外片は短く、瓦列し、卵形〜長楕円形、内片は線状披針形。背面は有毛。 分布は九州:種子島、屋久島以南。別名 ナガバコウゾリナ

国頭村 10.4.17

国頭村 10.4.10

(左)茎葉は倒卵状長楕円形、辺縁には鋸歯がある。
国頭村 10.4.17  

国頭村 2019.3.1

トップへ戻る

inserted by FC2 system