・平地から低山地のやや乾燥した林下に生える常緑性のシダ。。 ・根茎は短く匍ふく〜斜上、鱗片を密につけ、葉を叢生する。鱗片は茶褐色〜褐色、全縁、披針形で長さ13〜16mm。 ・葉柄は長さ20〜50cm、淡緑色、若い時は赤みを帯びる。 ・葉身は2回羽状中裂、長楕円形〜卵形、長さ30〜70cm。幅25cm、羽片に柄はなく線形〜線状披針形、中肋に向けて中裂し、 裂片は中肋の両側でほぼ同じ大きさになる。葉脈は網状。 ・胞子嚢群は長さ2〜5mm、羽片の裂片の中肋(主脈)に沿って並び、包膜は主脈に向けて裂開する。 ・分布は分布は紀伊半島、中国地方西部、四国(西、南部)、九州。 |