オオイワイトデ(大岩海星)

ウラボシ科 オキノクリハラン属←(イワヒトデ属)
Leptochilus neopothifolius

山地樹林下のやや湿った中に生える常緑性のシダ。
根茎は長く横走し径5〜6mm、麟片は先端付近で密につき卵状披針形(小突起縁)で色は褐色(半透明)
葉柄は35〜70cm、基部に密に褐色の麟辺がある。
葉身は1回羽状複生、広卵形〜卵形、頂羽片があり中軸は上部で翼がある。イワヒトデと違い同形
側羽片は6〜12対、葉脈は網状(遊離小脈があり、透けて見える。
ソーラスは線形、羽片基部側から中肋に接する様につく。
分布は四国(南部)〜九州、琉球列島、小笠原諸島、中国、台湾、東南アジア、インドシナ半島。

名護市 2012.10.26

ソーラスが付いた葉は、付かない葉と比べてやや細めで立ち上がり二形の様に見える事もある。
名護市 2012.7.23

主に石灰岩の山地の土の中に生え,、群生する事もある。
南城市 2020.1.5

葉の表側からも葉脈が見える。翼は基部では羽片のつけ根にあり、それより上では連続してある。
南城市 2020.1.5

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