石垣や岩壁、樹木の茎を蔦って伸びる常緑の低木で大きなものは茎の直径5cmに達し、枝は多数分岐する。
若い葉は光沢が無く、シワが目立ち、葉先が 尖るす。成木になると葉は革質で楕円形〜卵状楕円形、長さ4〜10cm、先は鈍くとがり、基部は円形、
測脈は3〜5対、主脈との角度が30〜40度で裏面に突出し細毛がある。無花果は洋梨型〜楕円形、径3〜4cm、始め緑色だが熟すると赤紫色となる。
果柄は8〜15mm。 種子は円形で1.5mm位。分布は関東南部以西〜九州、沖縄。開花は2〜5月。 |
若い葉と成木の葉には大きな変化がある。 よく似るヒメイタビの幼形葉には鈍い鋸歯がある |