オオイタビ

クワ科 イチジク属
Ficus pumila  

石垣や岩壁、樹木の茎を蔦って伸びる常緑の低木で大きなものは茎の直径5cmに達し、枝は多数分岐する。 若い葉は光沢が無く、シワが目立ち、葉先が 尖るす。成木になると葉は革質で楕円形〜卵状楕円形、長さ4〜10cm、先は鈍くとがり、基部は円形、 測脈は3〜5対、主脈との角度が30〜40度で裏面に突出し細毛がある。無花果は洋梨型〜楕円形、径3〜4cm、始め緑色だが熟すると赤紫色となる。 果柄は8〜15mm。
種子は円形で1.5mm位。分布は関東南部以西〜九州、沖縄。開花は2〜5月。


国頭村 2016.5.13

国頭村 2016.5.13

大里村 2011.2.20



若い葉と成木の葉には大きな変化がある。
よく似るヒメイタビの幼形葉には鈍い鋸歯がある

大里村 2011.2.20

国頭村 2019.11.3

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