オオヒラテンツキ (大平点突) 

カヤツリグサ科 テンツキ属
Camellia japonica

日当たりのよい原野や平地の湿地に生える多年草。叢生し、無毛、匍匐根はない。
有花茎は扁平、高さは50〜80cm。葉は幅3〜5cm、先端は急に尖る。基部の鞘は褐色、葉舌に軟毛がある。
苞は葉身は線形、縁はざらつき花序より短い。花序は複数散房状、多数の小穂をつけ長さ10〜15cm。
小穂は披針形、鋭頭、長さ5〜8mm、7〜15個の花をつける。鱗片は卵形、長さ2〜3mm、鋭頭か短芒がある。
痩果は倒卵形、長さ約1mm、横断面は3稜形、柱頭は3岐すうる。国内分布は琉球諸島。花期は7〜10月。

恩納村 2014.9.7

恩納村 2014.9.7

痩果は倒卵形、長さ約1mm、横断面は3稜形。柱頭は3岐。基部の鞘は褐色。
恩納村 2014.9.7

恩納村 2017.9.19

恩納村 2017.9.19

参考:日本カヤツリグサ科図譜(平凡社) 
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