・明るい林縁や林下でみられる夏緑性のシダ。根茎は短く横走、褐色で披針形の麟片をつける。 ・葉柄は淡褐色〜わら色、根茎と同様の麟片をつける。 ・葉身は三角状、卵形〜卵状披針形で先は鋭く尖り、三回羽状深裂、草質。羽片は披針形〜広披針形。先は鋭く尖り、無柄か下部の羽片には 短柄がある。 ・ヒメシダ科のヒメワラビに似るが、毛はヒメシダ科に広くみられる尖った毛ではなく本種は柔らかい毛がある。葉の上面の葉脈は裂片で羽状に分岐し窪んだ様になる。 (ヒメシダ科は葉脈部が多少とも盛り上がる) |
ソーラスは裂片の中肋と辺縁の中間につき、円形、長楕円形、 円腎形、J形等。包膜は薄く辺縁は裂ける。 裂片は小羽片状に独立することはない 高尾山 2013.5.16 |