オオヘツカシダ(大辺塚羊歯)

オシダ科 ヘツカシダ属
Bolbitis heteroclita

渓流や沢の湿った岩の上に生える常緑の多年生シダ。根茎は長く横走する。葉身は二形で栄養葉で葉柄は長さ10〜30cm、わら色、 葉身は単羽状で頂羽片と5対以下の側羽片がある。側羽片は長楕円形、基部はくさび形で短い柄があり、先端は尾状、全縁かごく浅い波状縁。 頂羽片は先端が長い尾状となり、長さ50cmをこえる事があり、無性芽をつくる。 ヘツカシダは沖縄本島でも見かけますが、こちらは石垣、西表、与那国で見られる。

西表島  11.9.8

西表島  2012.10.27


胞子葉も単羽状、側羽片は狭長楕円形裏面一面に胞子嚢がつく。葉脈は密に網目を作る。
西表島  2012.10.27




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