海岸の砂浜に生える匍ふく性多年草。 茎は溝のある4稜形で、荒毛を布き、良く分岐しながら地や岩上を這い、節から根を下ろす。 葉は卵状楕円形、多肉質、3行脈、長さ3〜12cm、幅1.5〜6cm、先は鋭く尖り、基部は広いくさび形、鋸歯縁で表面は短い荒毛がありざらつく。 葉柄は3〜28mm。 茎頂につく頭花は3〜4個で、径2〜2.5cm、総包は半球形、包片は卵形で背面に短剛毛がある。葉柄は1.5〜4.5cm。舌状花冠は黄色長さ1cm、幅は4mm。 分布は本州(紀伊半島)〜琉球、台湾。開花4〜9月。沖縄は周年。 |