オオバナイトタヌキモ(大花糸狸藻)

タヌキモ科 タヌキモ属 
Utricularia gibba

水中に浮遊する食虫植物。通常1年草であるが、環境により食物体の一部が浮遊し越冬するものがある。
根はなく、葉は二叉に糸状で長さ0.5〜1.5cm。茎は直径1mm以下で葉には少量の捕虫嚢をつける。
花茎は3〜5cm、夏から秋にかけては黄色い花を茎状に1〜2花つける。 花冠は黄色で幅6〜12mm、上下の唇弁は殆ど同じ皿径で、下唇基部が膨らんでおり、一部に赤褐色の筋模様がある。 距は長さ3.5〜4.5mmで花冠は下唇より短い。
東南アジア、オーストラリア、アフリカ、アメリカ大陸に分布し、観賞用に栽培される。

北中城村(アガリヌカー) (左)2020.10.3 (右)2020.9.22

トップへ戻る



inserted by FC2 system