湿地、水田の畔、泥地に生える1年草。有花径は密に束生し、高さ20〜25cm。 葉は有花茎より短く、柔らかく、扁平、幅約0.7〜1.2mm、辺縁は内曲し、有毛。葉鞘は短く帯緑色。 花序は複散房状で分花序は5〜10個。小穂は多数つき、卵形、長さ2.5〜4mm、茶褐色を帯びる。 鱗片は卵形、長さ約1.5mm、短芒がある。痩果は広倒卵形、長さ0.5〜0.6mm、表面に格子紋があり、横断面はレンズ形、茶褐色。 花柱は上部に毛が生え、基部はやや膨れて3稜形。柱頭は2岐する。開花は6〜7月。 分布は本州(関東)伊是名島・沖縄島,宮古島、台湾、インド、マレーシア、オーストラリア、アフリカ。 |