オオアマクサシダ(大天草羊歯)

イノモトソウ科 イノモトソウ属
Pteris semipinnata

低地のやや乾いた林下でみられる常緑性のシダ。根茎は短く斜上し、線形で黒褐色の麟片をつける。
葉柄は中肋及び羽軸と共に光沢のある赤褐色で有稜、長さ20〜50cm、基部に鱗片を散生する。
葉身は2回羽状深裂〜全裂、三角状卵形〜卵状長楕円形、長さは15〜40cm。側羽片は3〜8対、 後ろ側には小羽片をつけ、基部に近い方が一番大きく、前側には基部に小突起でほぼ全縁。胞子嚢群の付かない裂片の辺縁には微鋸歯がある。 胞子嚢群は線形で裂片の辺縁につく。
分布は琉球列島、中国、台湾、南アジア、東南アジア。

名護市 2020.4.16

名護市 2020.4.16

名護市 2020.4.16

国頭村 2012.9.14




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