オニガヤツリ(鬼蚊帳吊)

カヤツリグサ科  カヤツリグサ属
Cyperus pilosus

湿地や休耕田に見られる多年草。長い匍匐根をもつ。・有花茎の高さは30〜100cm、上部はざらつく。
・花序枝は斜上し3〜6本、長いものは10cm以上になる。分花序は3〜5個、中軸に剛毛が生え、密に小穂をつける。
・小穂は狭楕円形、長さ約7〜15mm、扁平、15〜25個の花をつけ、わら色、時に赤褐色を帯びる。
・鱗片は広卵形、長さ約2mm。・痩果は卵形、長さ約1.2mm、横断面は3稜形。
・花柱は痩果と同長。・柱頭は3岐する。  ・国内分布は本州(中部地方以西)〜南西諸島。開花期は7〜12月。

撮影は湿地の水の中で近寄れませんでした。痩果等の詳細はまだ見ていません。大宜味村 08.8.16

小穂がわら色タイプ。
恩納村 2015.9.4

恩納村 ブログ 2015.9.4


小穂が赤褐色を帯びるタイプ。
名護市 2019.12.3

名護市 2019.12.3


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