低山地の湿リ気のある常緑広葉樹林下の枯葉や枯枝の隙間に生える菌従属栄養植物。全体が赤紫色。 茎の葉は小さい鱗片状で長さ1.5mm。草丈は5〜10cm程度、茎の基部や途中で分岐、直立して上の方に長さ5〜7cmの花序を作り、径2mm程度の紫色の花を10〜30個つける。 ホンゴウソウに類似しているが、雄花の6個の花被片は先端の球状突起が、ホンゴウソウは3個であるのに対し、本種は6個。 雄蕊は3個、花糸は短く基部は互いに合生している。葯は横方向に長い。雌花の花被は6裂し、心皮は多数あって離生し、球状に集まっている。花柱は糸状。 分布は石垣島。開花は6〜10月。2017年に新種記載された。 |
花の径は約2mm程度。 雄花は葯が3個、 花被片の先は6裂し、その先に1個づつ計6個の球状の突起が見られる。 (ホンゴウソウやオキナワソウは一つおきに3個つく)、 雌花の花柱は長く、表面に突起は見えない。 |