高さ10〜30mの常緑高木。山地の渓流近くに生える。樹皮は普通緑灰黒色で皮目が目立つ。若枝は黒褐色。 葉は互生、長披針形で長さ8〜18cm、先端は鋭尖形、全縁〜鋸歯縁、葉の裏は灰白色〜灰緑色。 雌雄同株で雄花序は前年枝の葉腋から出て、下垂し、長さ1.7〜4cm、伏した褐色の毛を密生し、苞は披針形、花被は4〜6中裂する。 雌花序は新枝の上部の葉腋に出て、4〜8個の花を穂状につけ、苞は長さ1mm、花柱は3個。 果実はどんぐりの中では一番大きく国内最大と言われ径2〜2.7cmで翌年に熟する。 分布は奄美大島、徳之島、沖縄本島、久米島、石垣島、西表島で日本固有種。 開花は2〜3月。 |
2009.2.1 |
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