海辺の岩上に生え、匍ふく枝を出して繁殖する多年生草本。 ・匍枝は細く地上を這い、節部から根を下ろし、同時に根生葉を出す。 ・根生葉は花時はロゼット状に多数残り、長い柄があり、円形〜倒卵形。長さ6〜18mm、幅5〜12mm、全縁又は1〜2個の鋸歯があり、 両面とも粗毛がある。茎葉はへら形、長さ5〜13mm。 ・花茎は単生、高さ10〜30mm、微毛があり、上方で2〜3分枝、叉は分枝しない。 ・頭花は径約2.5cm。舌状花は白色で1列、筒状花の花冠は、長さ4.5〜5mm。 ・痩果は倒披針形、荒毛がり、冠毛は汚色。分布は奄美、徳之島、沖縄。花期は11〜1月。12月が最も美しい。 |