オキナワムヨウラン
(沖縄無葉蘭)
ラン科 ムヨウラン属
Lecanorchis triloba
山地の常緑広葉樹林下に生える無葉の腐生ラン。草丈は15〜50cmで茎は黒く光沢があります。
花は茎に頂生する総状花序に数個つき、 1個ずつ開花する。花弁は淡褐色で半開、唇弁は白色で3裂、内側に白いひげ毛を密生する。萼片の長さは約9mm。 唇弁内面に1対の隆起がある。
室果は線状長楕円形。分布は琉球。開花は不定期。
撮影したこの花は全長さ43cm、茎も硬かった。花冠中央にある白い毛はあまり多くは花弁からはみ出さず
丸く乗っている様に見えました。なかなか花に会えずやっと会えた1本だけの個体です。
花期ははっきりせず、順序良く咲き、咲き終わると硬い室果に変わって行く様です。
石垣島 2013.5.28
石垣島 2013.5.28
西表島 2007.2.17
11年ぶりに行った自生地では蕾が数個付いた株が、数か所にありました。また行く楽しみが出来た。
石垣島 2022.7.10
トップへ戻る