石灰岩の常緑広葉樹林下に生える多年生草本。種子は塊根で繁殖する。雌雄異株。 葉身は鳥足状で2個、小葉は花をつけた個体で11〜19枚、上葉は11〜15枚に全裂する。 花序は雄株で長さ10〜15cm、は花柄が長いため葉より高くつき、仏炎苞が葉より上にある。雌株では花柄が1〜3cmで葉より低くつく。 仏炎苞の舷部は筒部よりも長いかほぼ同長で、内面は濃紫色をしている。基本種のアマミテンナンショウは本種より全体に小形で小葉の数が多く、 仏炎苞の舷部は内面が緑白色で筒部よりやや短いかほぼ同長。 分布は沖縄島(固有亜種)開花は1〜3月。 |
雄花 2012.1.4 |
雌花 2012.1.4 |
花仲間からの情報では、オキナワテンナンショウは雄株が成熟すると雌株に変化する。 花苞がもっと開いて、各生長段階を観察しないと見極めが難しいという専門家の情報もあるそうです。 |