オキナワサルトリイバラ(沖縄猿捕り茨)

(サルトリイバラ科(←ユリ科) サルトリイバラ属(←シオデ属)
Smilax china var. yanagitae

山地の林縁でみられる無棘又は殆ど無棘の蔓性低木。茎は平滑で無毛、疎に分岐する。
葉は薄い革質で短柄があり、長さ4〜10cm、卵形〜卵円形で7〜20mmの短い柄があり、葉柄の中間あたりから2本の巻きひげを出して 他の物に巻きつく。
葉腋から散形花序を出し、多数の花をつけ、花被片は長楕円形で淡黄色で反り返る。雄蕊は6個。
花は雌雄異株。果実は球形で赤熟する。分布は沖永良部〜沖縄。開花は1〜4月 。

国頭村2012.3.8

沖縄のサルトリイバラ科は6種
オキナワサルトリイバラ 果実は赤色に熟する(サルトリイバラは北海道〜九州)
ササバサンキライ  果実は黒色
カラスキバサンキライ 果実は黒色
サツマサンキライ  果実は黒紫色
アラガタオオサンキライ 果実は黒紫色
ハマサルトリイバラ  果実は黒色

国頭村 (左)2012.3.8  (右)2006.12.30

2012.5.23



国頭村 2017.1.10

雄花 国頭村 2017.3.17

(左・中)雄花 (右)雌花
 国頭村 2020.4.3



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