オキナワニッケイ(沖縄肉桂)
ニッケイ・ニッキ

クスノキ科 クスノキ属 
Cinnamomum sieboldii

山地に生える常緑高木。幹は直立し、高さ10m以上。小枝には稜角があり初め灰白色の短毛があるが後に無毛となる。
葉は革質、狭長楕円形で長さ8〜15cm、幅2.5〜5cm先は長く尖り、基部も狭くなり、全縁、3脈が目立つ。
花序は新枝の葉腋に出来、枝を分岐しながら淡黄緑色の花をつける。花被片の長さ約5mm、背面に灰白色の伏毛がある。 果実は楕円形、長さ11mmで黒紫色に熟する。果托は倒円錐状の杯状で果実の基部を包む。
分布は徳之島、沖縄島北部、久米島。開花は5〜6月。葉をもむとニッケイの香りがし、根の皮から肉桂が得られる。

国頭村 2022.6.6

国頭村 2021.12.8

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