海岸近くの林縁や林内に生える常緑の亜高木で高さ3〜8m。小枝を切ると白い乳液 が出る。葉は倒披針形〜長楕円状長披針形、長さ12〜25m、先は急に狭くなり尖る。 全縁。基部は狭い楔形。表面は深緑色でやや光沢があり、裏面は薄緑、脈は不明瞭。 花は枝先に散房状円錐花序で花冠は白色、径4p内外。中心部は淡紅色又は淡黄色。 果実は楕円形〜卵状楕円形で長さ6〜10cm、緑色〜赤紫色に熟する。有毒なので、 実は勿論枝を折ったりしない方がいい。方言のミフクラギは目が腫れるという意味。 分布は奄美大島以南,中国南部、東南アジア、インド。開花は3〜10月。 |