オキナワカルカヤ(沖縄刈萱)

イネ科 オキナワカルカヤ属
Apluda mutica L.

日当たりの良い原野、畑地、路傍に生える直立またはつる性の多年草。草全体が灰白色で無毛〜ほとんど無毛。
稈は細く始め地を這い節で根を下ろし、分岐してその後直立〜斜上し高さ1〜2mになる。 葉は先が尖り、長さ10〜30cm、幅5〜10mm、基部は狭くなり多少柄がある。上方のものは次第に縮小する
円錐花序は疎らで長さ30〜90cm。花序の下のへら状包は披針形〜線状披針形、長さ4.5〜6cm。総は1つの無柄小穂と 2つの有柄小穂からなる。小穂は長さ8mm位、緑色又は帯紫色で無芒。
分布は奄美〜沖縄、台湾、華南、ヒマラヤ、インド、熱帯アジア、ポリネシア、オーストラリア。開花は6〜8月。

石垣島 2017.1.6

花序の下にへら状の包があり、披針形〜線状披針形。
石垣島 2017.1.6

左半分は地上を這っている部分の一部
右側は斜上〜直立していた部分



1つの総(上の右側)の分解。無柄小穂1個と有柄小穂が2個。
小穂は無芒で5〜8mm

石垣島 2017.1.6

石垣島 2019.4.20

恩納村 2021.6.12

恩納村 2021.6.12


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