マングローブを形成する代表的な常緑高木。幹は直立し、高さ8〜25m。支柱根を出し、地下根から膝状の呼吸根を出す。 葉は革質で光沢があり、対生、長楕円形で長さ6〜12cm、先は尖り、基部は広いくさび型、全縁。葉柄は長さ3〜5cm。 花は葉腋に1個つき、径3cm、下垂し、赤い萼筒の先端は8〜12裂し裂片は櫛の歯状。花弁は萼片と同数で淡黄緑色、先端は2深裂し、萼片の内側にある。 果実は下垂し、卵形〜円錐形、熟すれば落下に先立ち若い根を出し長さ15cmに達する。 (主なマングローブヤエヤマヒルギ、メヒルギ、 マヤプシギ、ヒルギモドキ) |