山地の樹林下に生える直立の多年草で菌従属栄養植物。
草丈は2〜3cm、葉はなく、根茎と鱗片葉をもち、雌雄同株。全体に鮮赤紫色をしており数ミリの小さな株でも目立つ。 花は茎頂に総状花序をつくり5〜15個の単生花があり、花の径は2mm程度。花被片の大きさが等しく、雄花の花被片の先端に糸状の付属物があり、 他のホンゴウソウ属と区別する事が出来る。 従来ソロモン諸島、モルッカ諸島及びワイゲオ島に分布すると考えられていたが、 神戸大学の末次健司氏及びその研究グループにより西表島、石垣島、沖縄島に分布する事が発表された。開花は7〜8月頃。 |
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