ノカンゾウ (野萓草)
ベニカンゾウ

ススキノキ科(←ユリ科) ワスレグサ属
Hemerocallis fulva var. disticha 

野原や山麓、溝の縁などに生える多年草。根茎は長く這い、根にはときに膨らみがある。
葉は長さ50〜70cm、幅10〜15mm。葉は冬には枯れる。花茎は高さ50〜70cm。上部に小型の苞がつく。
花序は2分してそれぞれに10花内外が開く。花被片は橙赤色で長さ7〜8cm、先はやや反り返る。 花筒は長さ2〜4cmあって他種よりはるかに長いのが特徴。雄蕊は6個、花被より短い。
分布は本州〜琉球。開花は8〜9月。
和名はカンゾウに似て野に生えることからついた。ヤブカンゾウは八重咲き。

名護市 2008.9.20

雄蕊は6個、花被より短い。


本部町 (左)2020.9.17 (右)2021.9.8

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