民家の周辺や道端、林縁等に見られる木本状の多年生草本。茎は直立、分岐して高さ2〜4mになる。 葉柄は3〜8cm。 葉は互生して卵形、長さ10〜20cmで3〜5裂し、脈は3行、先は鋭頭〜鈍頭、丸鋸歯縁で両面に短毛があり、基部はくさび型。 頭花は橙黄色、径10〜13cm、舌状花14〜20個で黄色。総苞片は7〜10個で有毛。花柄は紡錘上に膨らむ。 中央アメリカ〜メキシコ原産の帰化植物で新渡戸稲造によって導入された事でこの名前が付いたと言われている。観賞用、又薬用効果があるとして広く栽培されているが、最近は逸出、野生化した物が見られる。 |