ニセコクモウクジャク
イワデンダ科 ヘラシダ属
Diplazium virescens Kunze var. conterminum
山地林下のやや湿った場所に生える常緑性のシダで、コクモウクジャクの変種とされている。
根茎は横走し、ほぼ黒色。鱗片は線状披針形、長さ1.5mmで黒色、辺縁に刺状の突起がある。
葉柄葉柄は長さ30〜50cm、基部は黒色で密に鱗片をつける。
葉身は三角形〜三角状披針形、2回羽状復生し、下部の羽片には長い柄がある。小羽片の基部は切形。
胞子嚢群は長楕円形〜線形、小脈の外側半分につき、裂片の辺縁寄りにつく。
2014.9.19
下部の羽片には長い柄がある。
2014.9.19
根茎は横走し、ほぼ黒色、鱗片も黒色。
2014.9.19
胞子嚢群は長楕円形〜線形、小脈の外側半分につき、裂片の辺縁寄りにつく。小羽片の基部は切形。
2014.9.19
2014.9.19
鱗片の辺辺縁に刺状の突起がある。
2014.9.19
1個の胞子嚢群に27個の胞子嚢があった。
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