ニンドウバヤドリギ(忍冬葉宿木)

ヤドリギ科 オオバヤドリギ属
Scurrula longicerifolius


イタジイやアコウ等に寄生する常緑の小低木。幹は1m位にまでなる。
葉は対生し、卵状楕円形〜楕円形で先は尖り、基部は円形、 上面は濃緑色で艶があり、下面は灰褐色〜赤褐色の毛に覆われている。 花は筒状で、花被は長さ2〜2.5cm。
日本では石垣島、西表島にだけ生育する。開花期は12〜1月。


上にある緑の葉が元の木です。手前の赤茶っぽく茂っているのがニンドウバヤドリギ。
オオバヤドリギに似るが、こちらの葉裏は比べると灰褐色に見える(オオババヤドリギは葉裏が銹色)
西表島 2010.6.4

木に割り込んで寄生いる所。迫力がありますね。
西表島 2010.6.4

花後の果実です。残念ながら花にはまだ出会っていません。
西表島 2012.2.5

蕾です。この年もこれで終わってしまいました。
西表島 2013.10.28


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