公園や街路樹として植栽される落葉高木で高さ15m。樹皮は灰褐色で初め平滑だが後に不規則に縦に裂ける。 葉は互生し革質で、柄は2〜8cm、葉身は菱状卵形、先は尾状に尖り、基部は広い楔形〜切形、全縁。長さ3.5〜7cm。 花は枝先につき総状花序で苞は卵形、大きな腺体が基部の左右にある。花序の上部には雄花、下部に数個の雌花をつけるが、 雌花を欠く事もある。雄花の萼は皿状で3裂し、雄蕊は2本、雌花は萼片は3裂し、裂片は長さ1mm、子房は3室、花柱は3個。 刮ハは扁球形で長さ役1cm、幅1.5cm、先が円形の3稜あり、花柱が残る。 中国原産で九州の一部で野生化している。沖縄では街路樹として利用されているのがよく見られる。開花は6〜7月。 |