ナンゴクデンジソウ(南国田字草)

デンジソウ科 デンジソウ属
Marsilea crenata Presl

水田や湿地等に生える多年草。茎は長く匍匐し、細く淡褐色の毛がある。葉は二形、葉柄は黄緑色。
葉は4個の小葉からなり、1小葉は長さ1〜1.5cm、幅1〜1.5cm、円頭、淡緑色〜暗黄緑色。葉脈は網状で疎らに結合し、先端は辺縁に達する。 小葉は扇形、無柄、全縁。
胞子嚢群は楕円形で柄は葉柄の基部から出て、胞子嚢群は1〜2個。長さ3.4〜4.6mm、幅2.6〜3.4mm。
分布は九州南部から南西諸島。

宜野湾市 11.5.25

ナンゴクデンジソウの胞子嚢果は幼時は褐毛で被われているが後に無毛となり、長楕円形で葉柄の基部から出る。(右)
(左)宜野湾市 2011.5.25  (右)西表 2011.11.25




(左)宜野湾市 2011.5.25  (右)ヒメシロアサザも一緒に生えている。 石垣島 2014.1.5

西表島 2018.10.19

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